里山タウンプロジェクト
Produced by みんなのパワー

日本の未来は里山にある

日本国土の7割が山林。そして約4割は里山。

しかし、その大部分が荒廃しています。
『里山を再生することで国土の大部分が再生される』と考えています。

里山再生は地球環境にとって最善の策となり、日本再生、地球環境再生の鍵となることは間違いありません。

里山とは・・・

主役は【 偉大なる自然 】

「里山」とは、都市部あるいは農村部の集落部分と、原生自然(主に山の中)の中間に位置し、集落とそれを取り囲む二次林、農地、ため池、草原、人間が管理している森林などを含む地域全体を指しています。

完全に自然のままでもなく、人間が完全に入り込んで管理してるわけでもありません。適度な人間の介入と管理によって動植物が増え、豊かな生態系を保持し
【生物の多様性を保全する“場”】として、人間はその豊かな自然を、自分たちの暮らしに役立ててきました。

里山は人間が適度に手を入れた地域なので、最後まで人間が管理し続ける使命があります
。もし放棄すれば、たちまち廃れるどころか、悪影響をおよぼすことにもつながるでしょう。

自然界における生態系にとって、里山の存在は欠かせない環境であり、現在、絶滅のおそれのある種の半分以上は里山に生息していると見られています。 

里山タウン誕生

私たちが、個人レベルではなく、国家レベルでの里山再生の取り組みを実現しようと願っているのは、失われ、破壊され、衰退しつつある日本人の心のふるさとを、全国レベルで再建し、日本を再生したいと真剣に考えたからです。さらに、地方に目を向け、活性化させ、私たちの社会に潤いをもたらすためであります。

全国各地で様々な形で里山の再生が行われていますが、その多くは比較的ちいさな規模です。里山再生を持続して行うためには、それを支える資金が必要になりますが、個々の里山では、潤沢に資金があるわけではありません。

また、ひとつの里山再生だけでは、経済効果は小さいものでしかありません。

そのため、国土の約4割もある里山の再生を行うのであれば、ある程度、一気に行わなければ、地球環境は待ってくれないでしょう。

また、里山再生が地域活性化に直結させるためには、一つの行政区域(市町村)で、少なくても3か所の里山の再生を行うというトライアングル的発想をしなければ経済効果は期待できないと考えています。

この考え方によって「里山タウン」という言葉が誕生したのです。

里山タウンの定義

私たちは【 エネルギーと食を自前で! 】をスローガンとして掲げています。

一行政区域(市町村)において、最低3か所の里山再生を行っている地域をいい、地域活性化まで考えたエリアを里山タウンといいます。里山再生候補地の3か所を結べば三角形になり、その三角形の中を、里山タウンということもできます。

さらに、もともと住んでいる住民の方や新たに移り住んだ方などが、里山再生活動や生産活動を気楽に参加していけるエリアともいえます。

また、エネルギーや食を自前で行っている人たちが住んでいるエリアということもできます。

このように里山タウンの定義は漠然としたものなのです。

基本は、最低3か所の里山再生を行っているエリアと定めます。

ちなみに、里山再生に従事する人は、原則、地域で設立する社団法人のメンバーであり、給料は会費で賄います。
里山タウンの実現には、人、資金、設備そしてノウハウが必要になります。里山再生1か所で最低1000万円規模の予算を想定しています。

その大半は、開拓・開墾・伐採用の機械設備代金に充当。原則、土地は購入しないため、山主の協力が必要になります。

事業プラン全体像

一行政区域(市町村)に1つの里山タウンがあり、最低3か所の里山再生を行います。全国に200か所の里山タウンをプロデュース。

里山1箇所当たりの規模は2000坪から6000坪を想定しており、そのほとんどが山です。

主な収益源は「直売所」の売上で里山タウンあたり1か所の直売所を運営します。

直売所1か所当たりの売上は、年間3億円から5億円。全国規模では600億円から1000億円を見込んでいます。

たとえば、農業に従事する女性を中心とした里山再生を考えた場合、女性に対して必要なサービスが必要になります。美容室やカフェ、衣類等。これらも収益になります。


その他、エネルギーの供給はすべて自社の水素発電で賄うので、そこからも収益が発生します。 

里山タウン候補地

基本的には、山奥に位置する場所

里山再生の候補地とはどのような場所になるのでしょうか。

里山は山・雑木林・田畑・集落があるエリアを言い、基本的には、なるべく山奥に位置する場所を候補地とします。

ただ、地域には特徴があります。例えば、海や湖があれば、その近くで里山再生を行うこともいいでしょう。なお、川や水源等「水」の存在は必須となります。

里山と里山の距離感は?

理想は、里山と里山の間を歩いていければいいのですが、その場合だと、里山間の距離は2キロから3キロ、歩いて25分から30分が限界になります。地方は車社会なので非現実的です。

従って現実は、里山と里山との距離は5キロから10キロ、移動は車になることが多いでしょう。

里山タウンの基本設計

里山再生の基本設計・青写真は、コンセプト、地域活性化、スローガンに沿ったものでなければならないとします。

里山タウンの青写真

里山タウンのスローガン

「エネルギー」と「食」は自前で!

里山タウンのコンセプト

遊ぶ。学ぶ。育む。創る。賑わいの里山タウン

里山再生予算規模

里山タウンの実現には、人、資金、設備そしてノウハウが必要になります。里山再生1か所で最低1000万円規模の予算を想定しています。

その大半は、開拓・開墾・伐採用の機械設備代金に充当。原則、土地は購入しないため、山主の協力が必要になります。

開拓・開墾・間伐作業

里山再生の基本設計が終われば、開拓・開墾・伐採が始まり、それぞれの分野のプロが必要になってきます。

里山再生のために働く人の給与は、各地域で設立する社団法人の会員の会費で賄います。ボランティアではなく、仕事として里山再生、ひいてはまちづくりに従事できるようにします。

最初は少人数だが社団法人のマネジメントで再生を行い、里山再生の様子は、逐次、SNSで流すとともに地域のメディアにも新しい情報を提供していく流れです。

次第に多くの人が参加してくるでしょうし、視察見学に里山再生現場に訪れるようになるだろうと考えています。

今までは車社会でほとんど歩かなかった人も、里山再生エリア内を歩き回り、様々なアイディアを出すことに楽しさを覚えると思います。また、里山タウン内も行き来することにも期待できます。里山タウン内で人の動きが活発になってくれれば、地域の商店街も活気づくと想定しています。

里山タウンで生活ができるようになれば、この地に移住することを考える若者も出てくると思います。新たな環境を求めて、起業家・事業家そして文化人もこの地に移住してくることも期待できます。

里山からの生産物は1年後になるが、生産物の収穫を待つことなく、里山タウンでは、多くの人が集まってくるため、飲食店やカフェなども必要になってきます。きれいなベンチやトイレ等も必要になります。

里山単体での経済活動は小さいですが、里山タウンという規模で考え、それから派生する地域の経済活動を考えれば、比較的大きな経済効果が期待でき、今まで閑散としていた町の玄関口である駅にも賑わいが見られるに違いないです。

里山は、遊び場であり、学び場でもあるため、子供たちが自然と戯れるてい姿を見れば、親御さんもそれだけで幸せな気分になれることでしょう。また、高齢者も積極的に土いじりや里山活動を通じて元気になるだけでなく、今までなかったレストラン等ができれば、おしゃれをしていってみようという気にもなるでしょう。

このように「里山タウン」は、地域を活性化するだけの十分な価値がある取り組みであることに違いないのです。

豊かで幸せな未来のために
里山タウンでできることから始めよう

里山タウンとSDGs

3.すべての人に健康と福祉を

・里山で土いじりをすること自体が健康になる。

・栄養価の高い野菜を自給自足できる生活がある

・車社会が当たりまえの地方を、里山タウンで、歩く地方にしていくことで健康な身体を手に入れることができる。

4 質の高い教育をみんなに

・里山という自然自体が「師」という発想により、様々ことを学べる

・大人のための冒険小学校により、忘れかけた冒険心を取り戻すことができる

・寺小屋で、年配者が様々な知恵や経験を子供たちに伝える

7 クリーンなエネルギーをみんなに 

・水素発電をはじめ、水力発電等により、クリーンなエネル
ギーを活用できる

8 働きがいも経済成長もある

・里山という自然の中で働ける

・里山タウン内および、その周
辺にある事業者が協力して増収増益を図っていける

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

・新たな特産品を創出していく

・水素関連事業の研究開発を推進していく。

11 住み続けられるまちづくりを

・里山タウンを起爆剤として、常に町に人が集まり、お金が回るようになる

・経済面での不安がなくなり、安心して住むことができる

13 気候変動に具体的な対策を

・里山再生で、自然が蘇り、CO2削減が可能になる

15 陸の豊かさも守ろう

・適度な人間の介入と管理によって動植物が増え、豊かな生態系を保持し、生物多様性を保全する“場”になる

・豊かな自然を自分たちの暮らしに役立てることができる

17 パートナーシップで目標達成

・里山タウンを日本全国に展開していくことで、相乗効果を
生むことができる

プライバシーポリシー